日本女性の習い事といえば一昔は華道や茶道が当たり前でした。

着物を着て花を活けたり、お茶を入れたり、そこに日本伝統の和の調和があり、実に奥の深い世界です。

今はお花やお茶をたしなむ人が減っていますが、ぜひ伝統を継いでいただきたい。

別の記事でフラワーアレンジメントについてご紹介しましたが私は華道、いわゆる活け花はフラワーアレンジメントとは全く別物だと思っています。

活け花には長い歴史があり、様々な流派があります。流派がさらに枝分かれしていたり、流派の中でもいくつか異なったスタイルがあったりします。

素材によって活け方のルールがあったり、水揚げ方法も違ってきます。

活け花に必要な諸道具も華道独自のものです。確かに堅苦しいイメージがありますが、それが華道のいいところではないでしょうか。

もっと気ままに自由にと考える方はフラワーアレンジメントがおすすめだと思います。

活け花はフラワーアレンジメントのように華やさを前面に打ち出すばかりではありませんが、四季折々の花々を取り入れた静の美しさがあると思います。

活け花はその活け方だけではなく、服装や作法、姿勢なども重視されるのです。

最も古く良く知られた流派といえば池坊です。池坊はすべての流派の土台となっていると言われています。

もっと自由に花を活けたいとして1927年に生まれたのが草月流です。モダンな要素が含まれた現代的な作品が特徴です。

小原流は盛り花と呼ばれる口の広い花瓶を使った活け花が特徴です。5世家元が若くイケメンというのも話題になりました。

自分がどんな風に花を活けたいのか、どのような師匠の下で学びたいのかなどを考慮して同じ流派を継ぐ教室を選ぶといいと思います。

日本の伝統を受け継ぐもう一つの習い事といえば茶道です。茶道といえばお茶を点て、それを振る舞う芸道のことです。

その道で有名な千利休が、「四規」と呼ばれる和敬清寂(わけいせいじゃく)の精神を説いたことも知られています。

茶道とは作法に乗っ取って正しくお茶を点てることだけではなく、心の清らかさやどんなときも動じないことも大事だと言っているのです。

茶道の技術だけではなく、心の癒しやストレス解消を求める人にも向いている習い事と言えます。

具体的に何を学ぶのかといえば、茶道の精神はもちろん、お辞儀の仕方、茶のたて方、茶会の流れなどを習得し、さらに上級になれば許状や資格を取得することができます。

気になるのがレッスン費用ですが、教室によって異なりますが1レッスン3000円前後というのが多いと思います。

月謝制の場合は月1万円前後となります。流派や家元制度とは関係ないカジュアル茶道というのもあるようなので自分に合った教室を探してみるのがいいでしょう。

また茶道はお茶をたしなむだけではなく、茶菓子や茶室、庭園、掛け軸などを楽しむこともできます。

和の世界を満喫することで日常とはかけ離れた世界を体験することが可能です。おすすめの習い事ですね。